──自己紹介と仕事内容を教えてください。
コンサルティング事業部のシニアマネージャー(当時)、黒澤勇紀です。仕事は、解決屋さん。困ってるお客様が抱える課題を解決するため、できる限り尽くすことが私の仕事です。現在は二社のお客様を担当し、各社が抱える4から5個のプロジェクトを横断的に見ています。
──コンサルタントになったきっかけは?
もともとプログラマーとしてコードを書いていたのですが、あるお客様を担当していた時、お客様の抱える課題がプログラミングではなくビジネス戦略を変えることで解決できる、と分かったんです。何もできない無力さを痛感しつつ、同時にコンサルタントになれば困りごとを解決できるんじゃないかと思い、キャリアチェンジしました。
──シニアマネージャー(当時)として心がけていることは?
シニアマネージャー(当時)ってそれなりに高い職位ですよね。だけど偉そうにしないよう心がけています。そうすることで、チームのコミュニケーションが円滑になるんです。チームって、一つのゴールを目指すために存在すると思っていて、でもコミュニケーションを疎かにするとゴールを間違えたり、チーム一丸となって同じ方向を向けなくなると考えています。
──目指している"チーム像"はありますか?
『私はいなくてもいい。でも私がいるとちょっとハッピー』な状態。私がいることで、みんなが楽しく仕事を進められるようにしたいです。
──"楽しい"は黒澤さんの働くキーワード?
そうです。そう思うようになったきっかけがあって、昔、ある企業の面接を受けた時に、趣味は何ですかと聞かれ、音楽と答えたんです。そしたら『音楽が無くなったら死にますか?』と唐突に質問されたんです。その時は『分かりません』と答えたのですが、面接後も質問が頭にこびりついて離れず、ずっと考えていたら、音楽は生きるために必要なものではないけれど、あると人生は楽しくなるという答えに行きつきました。それ以来、ミュージシャンのように誰かに楽しさを与えられる存在になりたいと思ったんです。
──楽しく仕事をするため、どんな工夫をしていますか?
まずは自分が楽しく働くこと。その姿を見た周囲のスタッフにも、"楽しく働く"マインドが伝染するかなと。もちろん辛い時もありますよ。でも、一見すると面白くなさそうな仕事を、見方を変えて面白くするのが工夫であり、それこそがコンサルタントの仕事ではないでしょうか。
──叱ることはありますか?
ないです。ただアドバイスすることはあります。この選択をしたけど、こっちの選択もいいと思うよ、という感じで伝えます。でもその前に、なぜその判断を下したのかをじっくり聞きます。その判断に至ったのはその人なりの考えがあったからだと思うので、ちゃんと聞きます。なぜ聞くのかというと、信じているから。一緒に働くメンバーを信じているので、耳を傾けたいんです。
──今期から、「働き方アンバサダー」に任命されました。抱負を教えてください。
今期、働き方の指針として"4E"(Efficient・Effective・Enjoyable・Effortless)を掲げ、『効率的に、効果的に、楽しみ、さりげなく』働くことを推奨しています。"4E"を体現するために楽しく働き、ノースサンドの社員に伝授させることが働き方アンバサダーの使命かと思っています。