──二〇二一年四月にコンサルタントとしてノースサンドの仲間入りを果たしました。働いてみてどうですか?
楽しいですね。もちろん大変なことはいっぱいありますよ。それでもこの仕事は楽しいです。これまでSIerとしてキャリアを築いてきたのですが、もっと分析して考える仕事に就きたいと思い、だったらコンサルタントになろうとノースサンドの門を叩きました。結果的に、ここでやりたいことができているので、楽しいですね。ただそれ以上に、十人の仲間たちと一緒に働けることが嬉しいんです。いま、チームのリーダーとしてマネージャー職に就いているのですが、良いメンバーと働けています。そこが楽しいと感じられている要因だと思っています。
──チームを一言で表現すると?
周囲からは『男子校』と呼ばれています(笑)。愛称の由来ですか? おそらく、メンバー全員が男性で、和気藹々と働いているからだと思います。メンバー全員が男性というのは意図的ではなく、プロジェクトとの親和性を考慮してアサインした結果、たまたまこうなった、という感じです。
──チームの雰囲気は?
みんな個性的で、一人として同じタイプのメンバーはいません。十人十色と言えるチームであり、違うからこそお互いを認め合う“相互承認”を大切にしています。互いに認め合いつつ、誰かが困っていたら補助し合っています。あとは飲み!お酒が飲めない人も含めて、積極的に飲み会に参加してくれています。
──チームのことを話すとき、鈴木さんが嬉しそうです。鈴木さんの顔を見てるだけで、チームの雰囲気の良さを感じます。この雰囲気を鈴木さんが作り出しているのではないでしょうか?
うーん、私が作っているとは思えませんが・・・・・・。私がしていることはチームが進むべき方向性を決めることだけ。進み方はメンバーに委ねています。みんなの自主性を信じているのでやり方は任せていますが、たまに進み方が分からず迷っている時は相談にのっています。
──チームの絆を感じたことはありますか?
あります。数ヶ月前に急遽、お客様に提案することになり、一部のメンバーだけで提案書を作成することになりました。少人数で作っていたため誰かの意見が欲しく他メンバーに声をかけたところ、みんなから建設的なフィードバックをもらえました。みんな他の案件で忙しいのにもかかわらず、提案書に目を通し、意見を伝えてくれた。メンバー一丸となって提案書を作っているような気持ちになり、チームの絆を感じました。
──絆を深めるために、鈴木さんが心がけていることは?
相手を深く知ること。仕草や喋り方、表情を見るだけで、相手はどういう気持ちなのかを読み取るんです。そうやって相手の気持ちを掴み続けていくと、『いま、こう言っているけど、本心はこう思っているな』と感じ取れます。すると、本音で意見をぶつけ合える関係にまでなれるんです。
──今後、やりたいことはありますか?
チームのメンバーが、このチームを卒業し、他のチームへ移動しても、チームのカルチャーである“相互承認”を伝授してもらうこと。そうやって“相互承認”のスピリッツがどんどん広がり、最終的にはノースサンド全体に広がってほしいと思っています。