──まずは自己紹介をお願いします。
コンサルティング事業部でマネージャーを務めています。出身は京都府で、大学卒業後、就職を機に上京しました。東京で一番驚いたことは、人とビルの多さです。京都の実家から帰ってきて東京の高層ビル群を見ると、現実に戻ってきたという感覚とともに気が引き締まります。
──現在の仕事はどのようなものなのでしょうか?
プロジェクトマネージャーとしてシステムやサービスの導入を担当しており、主にMicrosoft365製品の導入時のセキュリティ設計や、コンプライアンス製品の設計、構築、運用を行っています。前職ではSIerをしていたので、導入までのステップは理解しているものの、いざ導入してみると想像以上にお客様からの問い合わせが多いことに気付きました。システムやサービスを分かりやすく説明し使っていただくには、ユーザー目線が大切だと学びながら働いています。
──どんなチームなのでしょう。雰囲気はいかがですか?
チームは私を含め女性3名、男性1名の合計4名で、ここ1、2年で入社したメンバーがほとんどのフレッシュなチームです。タイミングが合う時には一緒にごはんを食べに行って、「今度はあの店に行ってみたいね!」なんて話をする、気さくな雰囲気です。
──2023年4月よりマネージャーに就任されました。チームをまとめるために大切にしていることはありますか?
これまでも現場リーダーを務めていましたが、マネージャーに就任しあらためて大切にしているのは、「コミュニケーション」です。コミュニケーションは、自分だけでなく相手を見つめることが大切。何かを伝える時、対話を重ねなければ伝わらないことや、正しいことでも相手の受け取り方次第で真意が伝わらないことは少なくありません。まずはしっかりとコミュニケーションを取りながら、相手をよく観察することを意識しています。そして、相手の表情や、対話をした後に結果が出ているか、迷わず先に進めているかといった情報から、その人ならではの受け取り方を探っていきます。
──そういったコミュニケーション能力の高さも、福田さんがマネージャーに任命された理由のひとつだったのではないかと想像します。
正直、私にマネージャーは務まらないと思っていました。しかし、研修で「チームやプロジェクト、お客様をマネジメントしていくのがマネージャー。これからそれができそうな人を任命している」と言っていただき、これまでの仕事が評価されただけでなくこれから先の仕事に期待を込めて選ばれたのだと感じました。それに応えるためにも、マネージャーとしての成果を出していきたいと思います。
──福田さんがひとりのコンサルタントとして大切にしていることを教えてください。
コンサルタントとして最も重要なのは、お客様のビジネス環境をより良くしていくことだと考えています。ここでも、大切なのはコミュニケーション。お客様と対話することで、お客様の課題や取り組みたいことが見えてくるからです。会議での意見交換はもちろん、雑談を取り入れ、適度な距離を保ちながらお客様が答えやすい質問から課題ややりたいことを探っています。
──お客様に満足していただける結果を出すために、どういった工夫をされていますか?
私はスピード感があるタイプではないので、事前準備だけは怠らないように気をつけています。分からないことをあやふやなままにせず、お客様に聞かれた時に自信を持って答えられるよう、納得いくまで準備を整えておきます。とはいえ、1から10まですべてを完璧にしようとすると時間がいくらあっても足りません。そういう時は、大事なポイントを重点的に準備をするようにしています。
──メリハリのある充実した仕事ぶりがうかがえます。辛い時はどう乗り越えていますか?
モチベーションが上がらない時が一番辛いですよね。そういう時は友達と終業後に飲みに行きます。おいしいものを食べながら人と話をするのが、私の一番のストレス発散方法。悩みを抱えている後輩にも、まずは「ごはん行こう!」と声をかけます。
──ノースサンドへ入社してから約1年が経ちました。実際に働いてみて、いかがですか?
「楽しい」が一番の感想です。もちろん大変なことも多いですが、誰かと一緒に仕事をするのは私にとっての喜びであり、やりがいです。資料作りひとつとっても、みんなで試行錯誤し、周りのさまざまな意見や考え方に触れられるのが刺激になって、とても楽しいのです。
──今後、やりたいことを教えてください。
私のチームメンバーのキャラクターや得意なことを会社全体に知っていただきたいです。私たちの仕事だけではなく、メンバーの特性をより多くの人に知ってもらうために、ほかのチームと交流できる場をつくるなど、アクションを起こしていきたいと思います。