──まずは、自己紹介をお願いします。
コンサルティング事業部でシニアマネージャーをしている、剱持です。これまで金融機関で働いていましたが、新しいチャレンジがしたくてノースサンドに入社しました。
──ノースサンドに入社する決め手は何だったのでしょうか?
転職活動中には、ありがたいことに数社からオファーをいただきました。中でもノースサンドは、私の価値観と会社が大切にしていることが非常に近いと感じ、それが決め手となりました。
ノースサンドは私の価値観と、会社が大切にしているコトが非常に近いと感じ、それが決め手となりました。実際に入社してみると、想像を上回るほどの刺激を受けています。例えば、毎月開催される「フィロソフィー会」。ノースサンドの歴史を経営陣自ら話してくださるだけでなく、失敗談を含め、社員一人ひとりが語るエピソードを共有することで組織全体の経験値が上がっていくようで、感銘を受けています。
──現在のお仕事について教えてください
現在2つの金融機関のお客様を、7名と3名のチームで支援しています。支援の内容はシステムの導入や開発の伴走。どちらもチャレンジングな案件ですが、ハードルが高い分やりがいのある仕事です。
──チームの雰囲気はいかがですか。
新卒の若いメンバーから、40歳手前のベテランメンバーまで幅広い年齢層のチームです。共通しているのは、とにかく明るいことと、徹底的に仕事をやり切る姿勢。また、私ができないことを助けてくれる信頼のおける仲間達でもあります。
──チームマネジメントで大切にしていることはありますか?
サポートに入っていただいた上司に教えていただいた「自分の理想を追及するのではなく、お客様の期待を叶えること」です。
チームを組んで間もない頃、ある案件が思うように進まなくなってしまいましたが、その方に「剱持くんは理想を追い求めすぎている」とアドバイスをいただき、それがターニングポイントとなり、自身を変えようと思いました。
その頃の私は、メンバーに高いハードルを課し、引っ張っていく形でマネジメントしようとしていました。しかし、自分の理想通りにメンバーを動かして大きな成果を目指すより、チームメンバーの長所を引き出して成果を積み上げる方が近道なのだと気付かされました。
──チームマネジメントだけでなく、仕事の仕方にも変化がありましたか?
はい。チームメンバーだけでなく、お客様との向き合い方も変えました。「自分がやりたいこと」ではなく、「お客様の期待」を把握して、それをチームメンバーで実現できるレベルとすり合わせるようにしたのです。これにより、お客様の期待に見合った成果を確実に出せるようになりました。
──ご自身が持っている理想とはどう折り合いをつけるのでしょうか。
お客様が求めている場合のみ、私の理想を実現するようにしています。
──お仕事の仕方が、ご自身ではなくお客様の期待を叶えることに変化したのが伝わってきます。その上で、成果を出すために何を意識していますか?
大切なことは仕事を逃げずにやり切ること。そして、失敗した時も成功した時も常に振り返りを行うこと。これを丁寧に繰り返すことで確実に成果を出せると信じています。
──「逃げずにやり切る」コツはありますか?
正直、私でもしんどい時はあります。しかし、「それでも、やり切らねば」という責任感が、しんどさを凌駕しているのかもしれません。「自分が最後の砦」と強く意識することかもしれません。
そして、チームメンバーのモチベーションが下がった時には力になれるように努力しています。まずは話を聞き、原因がわかったらそれをなくす手助けをします。私より若いメンバーも多いので、なるべくコミュニケーションを取りやすいようにメンバーとの会話も細かく振り返っていますよ。
──今後について教えてください。目指していることはありますか?
私自身の社会人経験で培ったスキルを若手の社員やメンバーに伝え、還元していきたいと思っています。例えば、細かいことですが質の高い提案書の書き方からお客様先での振る舞いなどです。堅苦しい礼儀作法のように聞こえますが、それが後に生かされる場面が出てくると思います。これからノースサンドで活躍するメンバーに、知見を少しでも共有できたらいいですね。